⑦世界の動き:ハワイに関する最新情報(20.7.20)

ハワイにおける新型コロナウイルス(COVID-19)に起因する、旅行者が知っておくべき行動制限、観光施設、飲食店、商店のオープンなどの最新情報をお知らせいたします。

ハワイ州の主要6島、オアフ、ハワイ、マウイ、カウアイ、モロカイ、ラナイの各島では、規制緩和により人同士の接触機会が増えていることもあり、新規感染者数は増えつつあります。しかしながら米国本土と比べると感染者総数は少なく、1,300名を少し超えた程度で、そのうち8割弱は退院済みです。
6月からの規制緩和は「STAY AT HOME」(不要不急の外出禁止)、「SAFER AT HOME」(自宅待機)の段階を過ぎ、「ACT WITH CARE」(注意して行動)になっており、現時点でも変更はありません。段階的に緩和が進んでおり、「島間移動の際の14日間の自己隔離措置」は撤廃になっています。ハワイ州外からの旅行者も9月01日より渡航72時間以内に陰性であれば隔離免除になる予定です。
新たな日常に向けて順調に進んでおりますが、州外からの訪問者に関する14日間の自己隔離措置は8月末日まで延長となっています。

* 映画館、バーなどの営業再開
* ビショップ・ミュージアム、イオラニ宮殿、戦艦ミズーリなど博物館の再開
* 島間移動時の14日間の自己隔離措置の廃止
* アロハスタジアムのスワップミートが再開
* レストランの店内飲食も可能
* ウォーターアクティビティ(イルカツアー、カヤックツアー、シュノーケリング・セイリング、サーフィンレッスン)など営業再開
* 8月より公立学校の新年度授業開始
(学校毎に登校日やリモート授業のアレンジが行われる予定)
ホノルルの商業地ダウンタウンは、8月末日まで企業が引き続き在宅勤務を実施していることもあり、未だ閑散とした状態が続いています。
観光エリアのワイキキは、ブティックなどは営業を再開したものの渡航制限により観光客がいないことから再度、営業を中止をした店も出ております。
現在も引き続き、市中は閑散としています。
一方、ビーチなど地元の人たちが訪れる場所は、とてもにぎわっています。ショッピングセンターの店舗もローカル客対象の店舗では大幅な値引きセールが行われており、にぎわいを見せ始めています。
公園など屋外での各種団体スポーツ/通常の練習や試合は、7月03日付けで可能となりました。

★ 本情報の注意事項
* ハワイはアメリカ合衆国の1州です。
連邦政府が国境に関する規制、州政府が州共通の制限、各島の市郡政府がそれぞれの管轄地域の制限を決めています。
* 各島の行動制限に関しては、州政府のガイドラインに沿って、市長または郡長が州知事の許可のもと、規制緩和が行われています。従って、島によって各経済活動の再開日は異なります。
* 当該情報によって生じた損害・不利益等についていかなる責任も負いかねます。

■ 観光・旅行関連
◎ 旅行の制限
* ハワイ州外からの到着者(住民・訪問者とも)には、14日間の隔離を義務付け。(8月31日まで)
* 不要不急の外出は控える自宅待機を推奨中。(8月31日まで)

◎ 観光施設
* クアロア・ランチ — 営業中
* ウェット・アンド・ワイルド・ハワイ — 営業中
* イオラニ宮殿 — 営業中
* ウオータースポーツ — 人数を10名以下に絞り営業中
* その他ほとんどのツアーは催行休止中(再開日未定)
* 大規模イベントは中止(再開日未定)
* 第38回オキナワ・フェスティバル(8月31日)は中止

◎ ホテル
* 主要ホテルの多くは、8月末まで休業。
* 営業中であっても一般旅行者の予約不可なホテルもあります。
* ホテル内の施設(レストランなど)のみ営業しているホテルもあります。

◎ レストラン
座席数を制限して店内飲食も可能。

◎ ショッピングセンター
ワイキキ、アラモアナ、カハラなど観光客に人気のエリアのショッピングセンターの営業は再開しています。ただ、各センター内には営業を再開していない店舗もあります。

 

■ 交通機関

◎ 空港
* 便数が少ないので閑散としている。
* 搭乗前に健康状態に関する書類提出と検温が必要なため、90分前にはチェックインが必要。

◎ 市内交通
* ザ・バスは、運行されておりますが、車内は空いています。
* 平日はステートホリデー・スケジュール、土・日曜はウイークエンド・スケジュールで運行中。

■ 生活関連
ホノルル市内の生活関連に対する新型コロナウイルスの影響、市内の様子は以下の通りです。

◎ 市中の様子
* ホノルル市内は、全体的に未だ閑散としています。
* オアフ島内では公共の場所でのマスク着用が義務付けられており、商店などへの入店時にはマスクの着用が義務付けられています。
* 歩行者が少なく、ソーシャルディスタンスを保ちながらの歩行は可能なので、店外やショッピングセンターなどの施設外の路上には、マスク非着用の人も多くみられます。

◎ 商店
* ホノルルでは営業を再開した商店が増えてきています。
* 特にワイキキ内などの観光客をターゲットにしている店舗は、引き続き閉店している店が多いです。
* ソーシャルディスタンスを考慮した入店制限が行われています。
(店前で人数確認をしており、係員の誘導がない限り入店出来ません)
* 一部の店舗で現金払い不可、カードのみとなっています。
また、レジカウンターは飛沫感染防止用のアクリル板などで囲われています。
* 一時期見られたトイレットペーパー、パスタ等の在庫がない状態はほぼ解消されています。

 

■ その他
* 公共の場所ではマスク着用
* 他人との間は最低6フィート(180cm)の距離を保つこと
* 100名までのチームスポーツの屋外競技は許可されています。
(ただし、観客はソーシャルディスタンスを考慮する必要があります。)

出典:トラベルヴィジョン

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