北海道でゴルフ三昧

有名コースは千歳周辺に集中!

’86 年以降、いわゆる平成景気の間に開場したコースは数多いが、土地の広大さ、許認可条件、気候などの制約で、名コースの多くは北海道に集中した。J. ニクラスや R.T. ジョーンズ Jr. など世界的に著名な設計家が足繁く北海道入りした理由のひとつには、その恵まれた地形と樹木の贅沢さに魅せられたといっても過言ではあるまい。特に千歳空港周辺には 20 余りの新コースが誕生、北海道クラシック GC 、桂 GC 、ニドムクラシックコースなど最近の雑誌誌上ベストセレクションの常連コースのほとんどもこの地域に集中しているので、1 泊 2 日の 2 プレーか 2 泊 3 日の 3 プレーのゴルフ三昧の旅で一気に征服してみたい。気のおけない仲間と、新緑の春、涼風の夏、肴が格別の秋など、季節を変えて 3 度も回を重ねれば、あなたも病みつきの北海道ゴルフの通になること請け合いだ!

ベント芝の感触を確かめながら余裕の連日プレーでレベルアップ

年十数回の近場・日帰りゴルフでは、ほとんどのゴルファーが「当たってきた頃なのにもう終わり?」のストレスを体験してるはず。その点『旅のゴルフ』は最低でも 2 ~ 3 ラウンドの連続プレーが常識なので、余裕のレベルアップが期待できる。飛行機から降り立ったばかりの初日は体も硬直しているので、はやる気持ちをグッと押さえて、振り回さずに恐る恐るのボギースタート、その日の終盤までに北海道ならではのベントフェアウェイや絡み付く夏ラフを見極め、ツアープロを見習って(?)最終日にベストプレーすればよいのだ。連続プレーの余裕で、USPGA ツアー並みに薄く沈んだペンクロスベントとケンタッキーブルーグラスのアプローチショットの違いや、ドローやフェードなど各自の持ち球による設計者の好き好きなど“ゴルフおたく”の読者諸氏の好奇心と探究心をくすぐる材料に事欠かない。澄み切った青空と新緑の香りを胸一杯に吸い込んで、美しい背景に見とれながら“明日もあるさ”の旅のゴルフなるが故の余裕を存分に満喫していただきたい。

18 ホールスルーがグローバル基準。午前・午後の2部制なので1日が有効に…。

北海道や沖縄ではハーフタイムをとらず、18 ホールを一気に回るスタイルが常識。午前(7 時半~ 9 時半頃)、午後( 12 時~ 14 時頃)の 2 部制予約システムをとっているので、地元のゴルファーは土曜の午後からの 1 ラウンドや、午前か午後いずれかの半休でプレー可能な羨ましいゴルフ環境だ。
旅のゴルフにとってもラウンドスルーは有難い。近場ゴルフの時と同様、早めに起きて午前のプレーではクラブハウスで昼食を済ませてからの観光やショッピングなど夕食までたっぷりと時間を取ることができる。逆に午後スタートなら前夜の夜更かし、少々の飲み過ぎも OK だ。実際ホテルの朝食を 10 時頃に済ませて、12 ~ 13 時頃のスタート時間が帰る日のおすすめ。千歳空港なら夜 8 ~ 9 時台のフライトが各社多数あって、また広大なショッピング街や寿司・ラーメンコーナーのレストラン街も充実しているので時間が有効に使える。

どうせ行くなら思い出に残るコースを!

そんな期待に胸踊る北海道だが、幹事さんにはそれなりの知識と注意が必要だ。キーポイントは何といってもコース選び。格安プレーは近場でいつでもできるのだから、せっかく飛行機代をかけて行く以上少々プレー代は高いが、’86 年以降開場のトレンディコースをおすすめしたい。洋芝は新しいほど緑色が美しく(経年するとメンテナンス次第では周辺地区の緑に同化しやすい)、それに北海道コースのほとんどは原生林を切り拓いて造られているので、開場当初から高く密生した樹木が豊富。北国の空によく似合うトレンディコースの“青々と輝く池とクリーク”や周辺の自然と調和した“お洒落なクラブハウス”の佇まいが、旅の思い出を鮮明に刻んでくれる。
限られた休日と予算を有効に使うにはフライトは早朝出発・深夜帰着便に限る。都内の渋滞も避けられるし、羽田空港の駐車場も一時の半額位で利用できるようになった。女性同伴ならホテルランクも落とせない。安くて旨い食事のお店や、地理に慣れた方にはレンタカーの利用など、気の合ったゴルフ仲間とわいわいガヤガヤ、事前のプランニングもまた楽しい。

■札幌地区人気ゴルフ場ベスト10ジェットアンドスポーツ社扱い/’99年4~10月(延べ2,586名の利用実績より)
コース名 開場 設計者 コメント
1位 北海道クラシックゴルフクラブ 1991年 J.ニクラス どこまでもフラットな大地に、ニクラスの仕掛けた池やクリークが8ホールに絡む。
2位 桂ゴルフ倶楽部 1993年 R.T.ジョーンズJr. 白樺林を背景にペントクロスベントの優美なフェアウェイ、お洒落なクラブハウス。
3位 ニドムクラシックコース 1988年 菅谷直 5年連続日本マッチプレー選手権プロミス杯開催コース。
4位 恵庭カントリー倶楽部 1991年 富澤廣親 シニア・レディースにも最適、ゴージャスな北海道ゴルフ。
5位 北海道早来カントリークラブ 1991年 富澤廣親 ’93年三菱ギャラン開催コースの北ウィングと景観の美しい南ウィング。
6位 御前水ゴルフ倶楽部 1992年 土肥勝 空港からわずか20分、高く密生した針葉樹と白樺林が美しいコース。
7位 随緑カントリークラブ 1990年 佐藤健太郎 お洒落なクラブハウスとフラットな地形で、ビギナー・レディスにも人気。
8位 小樽カントリー倶楽部(銭函コース) 1974年 安田幸吉 隣接の旧コースは開場70年目、マナーにはくれぐれもご注意。
9位 札幌ゴルフ倶楽部(輪厚コース) 1958年 井上誠一 全日空オープン開催の名門コース。
10位 苫小牧カントリー倶楽部(ブルックスコース) 1992年 川田太三 50万坪に18ホールの贅沢さ、JAL機内でおなじみ。
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SEE THE WORLD THROUGH GOLF レポート No.1 ボクの「ボルネオ探検隊」

成田空港からマレーシア航空直行便で 6 時間、第 2 次ボルネオゴルフ探検隊一行 6 名は、コタキナバル空港に到着するや否や、迎えに来てくれたSGA(マレーシア サバ州 ゴルフ協会/加盟コース 17)会長 MR.VOON のパジェロで隣接のローカル空港へと向かった。

コックピットのドアを 3 枚はずして後席左右にテレビ撮影用カメラマンを乗せ、前席レフトサイドに4点フルハーネスシートベルトで陣取る僕を乗せたベル型ヘリコプターは、高度 1,000 フィート、時速 160 マイルで最初の目的地 `96 年開場のボルネオ GC 目指して一路南下を続けた。

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ボルネオGC NO.12

地上のラウンドなら平気で 90 も叩くボクだが、ボルネオ専門 15 年のスペシャリスト、MR.NOMURA の尽力により実現した初の空撮、今日の青空ならパープレー、もしかしたらアンダーの結果も出せるかも?そんな期待に胸が膨らんで空路 20 分のフライトが妙に長く感じられる。突然右手前方、ジャングルの向こうの美しいシーサイドにJ・ニクラスの仕掛けた広大なラグーンが広がった。

先日のコースチェックラウンドではどフラットな地形のため、イージーに見えた真っ白なバンカーも、上空から眺めるとさすがに効いている。右から左から、高く低く、ニクラスが要求する球筋が見えた、ような気がした。やっぱりこのコースの撮影は空撮に限る。バミューダ芝ながら、「ALLWAYS STIMP METER 9FEETS」と豪語するボルネオ GC のオーナーでもある MR.VOON の自慢そうな顔が目に浮かんだ。

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ボルネオGC NO.13

青く輝く大きなラグーンと海が彩る美しいインコース、11 番から 17 番ホールをなめるように旋回を繰り返すこと 5 ラウンド(?)、夢中でシャッターを切り続けると「ワンモアタイム」とパイロットに叫び続けた。地上のラウンドではプレッシャーのかかるビックキャリーの要求されるホールも、上空からのショットでは唯々感動の美しさである。

ところでボルネオ GC のクラチャンは毎年 5 月に開催される USPGA メモリアルトーナメントの際、オハイオ州ミュアフィールドビレッジに招待され、J.ニクラスに接見できるというから日本のコースも真っ青だ。マレーシアはハンディキャップシステムが整備されているので、地元のトーナメント(プラコン含む)は全てスクラッチ又はアンダーハンディで行われ、ダブルペリア方式は存在しない。さすが元英国領、R&Aのお膝元だっただけのことはある。ただしオーストラリアと同様メートル表示も残されたままなので、ヤーデージ換算に少し頭を使う。

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ステラハーバーリゾート

まだまだ後ろ髪を引かれながらもフライト時間に限りがあるので、引き返して次の撮影コース、`97 年開場G.マーシュ設計のステラハーバーに向かう。こちらもシーサイド。豪華クルーザーが停泊して、日本で造ったら総工費 1,000 億円は下らないと思われるシンガポール資本 2 つのリゾートホテルの回りに、2 人乗乗用カートがフェアウェイを 楽しそうに走り回っている。

そういえば、ラウンド後の食事も楽しみのひとつ、日本人好みの味付けの中華コースをホテルで目一杯食べても 2~3,000 円、本当に安くて美味い。

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地元紙 BORNEO MAIL(June 6, 2000)

6 月の訪問ではマレー料理やイタリアンまで美味さにかまけて 3 kg(現地ではツリーケージーと発音)も太って、今回のボルネオゴルフプロジェクトの招請者、サバ州の観光大臣と共にデブの写真が現地の新聞に大きく掲載されてしまったので、今回は豊富なフルーツとサバベジ(サバ州のおいしい野菜)でダイエット、ダイエット……。

高度を上げて全景で俯瞰だ。逆光に映った海面の反射がきらめいてホテルの屋根の赤色を彩っている。イスラム圏らしく美しく輝くモスクがなければ、ここは彼の地ととまどう程だ。

人生にゴルフのある幸せ

ビジネスにゴルフのある幸せ

リアのVTRカメラマンもライトサイドから、レフトサイドから、「ワンモアタイム」を繰り返した。

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後列中央が MR.VOON /一番左 筆者

11月2日からの、時差1時間・ハワイより身近なゴルフパラダイス「スーパーゴルフリゾート ボルネオ5日間」にご期待ください。尚、収録VTRは、ゴルフ専門衛星放送 ゴルフネットワーク「考えるゴルフ/ボルネオ特番」松井利樹プロと中華の鉄人 陳建一 シリーズで、またゴルフチャンネルCMで10月から放送予定です、お楽しみに……。

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