カナダ PART 3 ウィスラーリゾート

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1枚目:お洒落なウィスラービレッジの街並み / 2枚目:虹のかかった二クラスノース NO.18ホール
3枚目:背景にスキー場が広がるウィスラーゴルフクラブ / 4枚目:全てのカートにGPSナビゲーション付コースガイドが完備されている。
ALL Photos by T.SHIMAZU

世界中からの移民を受け入れて96の人種、160の言語文化を混在させながら、そのままの色彩を尊重して保持してモザイク模様の文化を描こうとする「多様文化主義法」(注)は1988年に制定された。そのカナダの代表的国際都市バンクーバーから北へ120KM、約2時間半の快適なドライブでウィスラーリゾートに到着する。ウィスラーリゾートの開発は1970年代に始まり、全長11キロのスロープや北米一の高低差1600Mを誇るブラッコムマウンテンスキー場など、世界的スキーリゾートとして余りにも有名だ。

標高600M、リゾートの中心ウィスラービレッジには数々のホテル・コンドミニアムのほか長期滞在用に図書館や映画館も完備されている。ブランドショップやギフトショップも軒を連ねているので、1カナダ・ドル(C$)は約80円(10/22現在)を有効に使える。食事も楽しい。多民族国家らしくチャイニーズ・イタリアンからインド料理までバラエティー溢れるレストランがカラフルに建ち並んで、お洒落な街並を彩っている。

ゴルフリゾートとしての躍進も目ざましく‘92年以降J.ニクラス、A.パーマー、R.T.ジョーンズJrなど巨匠の描いたコースが車で30分圏内に4コース勢揃いして、5~10月と北国の短いゴルフシーズンを謳歌している。

なかでも‘95年開場のNICKLAUAS NORTH GC(18H 6,908Y P71)が秀逸、100ヤード幅のゆったりとしたフェアウェイの15ホールに池が絡み、左に水のハザードを配したNO.12(225Y)NO.17(226Y)のPAR3ホールなど、万年雪のウィスラーの山並みを背景に、おなじみのジャックらしさを存分に味わえる。

BIG SKY GOLF & CC(18H 7,001Y P72)も楽しい。フラットな地形に適度な水を配したコースは、高く切り立った岩肌が眼前に迫って迫力満点、壮大なスケールだ。

高低差100ヤードはあるCHATEAU WHISTLER GC(18H 6,243Y P72)はR.T.ジョーンズJr.‘92年の作。ブラックコムスキー場の山あいに右に左にうねりまくるフェアウェイは上級者には堪えられないチャレンジングなコースとなっている。

A.パーマー、カナダ初の設計コース、WHISTLER GOLF CLUB(18H 6,397Y P72)はホテル街から車で5分、フラットな地形に、もみの木など高い針葉樹林に囲まれて展開されられるラウンドは、やっぱりカナダを実感させられる。

いずれのコースもキャディーレスだが心配無用。オートマチックのGPSナビゲーションシステム付の2人用乗用カートプレーで、その日のピンポジまでのヤーデージや攻略ルートを正確に液晶表示してくれるので有難い。カナダのコースは概ね、この種の最新システム導入にアメリカ本土よりも積極的。シャートウィスラーGCではプレー中の全カートの現在地・進行状況をプロショップ内に表示していた。

カナダにはオーストラリアやニュージーランドと同様、ワーキングホリデーの制度があるので日本人若者も数多くサービス業に従事しているが、それにしても欧米圏ゴルフ場での日本人女性スタッフは珍しい。

「今度、いらっしゃる時にはヘリコプターをご用意致します。」

ウィスラーGC MS WAKASUGIの甘い囁きに(?)、残雪の美しい来春の≪空撮≫を夢見て、僕はカナダに別れを告げた。

(注)多様文化主義法:CANADIAN MULTICULTURALISM ACT

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カナダ バンフスプリングス PART2 主(あるじ)と愛人達…。

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1枚目:15番ティーがエルクの一団に占拠されてしまった。 / 2枚目:エルクはケンタッキーブルーグラスが好物!
3枚目:群れの中にただ1頭が雄鹿、カバ位はある。 / 4枚目:背景のカナディアンロッキーが美しい。
ALL Photos by T.SHIMAZU

 後ろ髪を引かれながら15番ホール(411Y PAR4)に向う。
 かなり長めのインターバルの山道をカートのフルスロットルで昇っていくと、パスさせた2組のパーティーが未だティーインググランド前にいるではないか。

 「何てことだ!」ティーインググランドがELKの一団に占拠されているのだ。野生なので余り近づかない方が良いらしい。のんびりとティーの芝生をうまそうに食べているのだ。
「あっ、また新しいのが藪の中から出てきた」。全部で5頭、夢中でシャッターを切りながら、立ち去るのを根気良く待つ。

 これも後で判ったことだが、15番ホールはオリジナルのスターティングホール。小高い丘の中腹、ホテル直下のとても小さなティーインググランドから、ボウリバーの澄んだせせらぎ越しに奥の深いフェアウェイに打ち出していくお洒落なホール。背景のカナディアンロッキーが美しい。改めて74年前の設計者 STANLEY TOMPSONの繊細な設計センスに感動。

 見渡すとフェアウェイにもたくさんのELKが…、20~30頭はいただろうか。いくら国立公園内で手厚く保護されているとはいえ、これ程の動物達との一緒のラウンドはめったにできるものじゃない。これじゃセカンドショットはどこに打ってもエルクヒット(?)だ。
ブツブツ言ってると、夕闇の中から崇高な角を蓄えた特大の1頭が現れて、ボクを睨みつけている。北海道やモントレーの鹿は小さくて可愛いのだが、このでかいのはカバ位はある。テークバックに入ろうとしたボクの両手・両足がフリーズしてしまった。

 ELKの社会は一夫多妻制、フェアウェイにいた連中は全て彼(?)の扶養家族なのだそうだ。年老いて力のなくなった雄鹿は若い雄に戦いを挑まれ、敗れると死に場所を求めて群から寂しく去っていくそうである。カナダ在住経験のある同行スタッフが、ボクの耳元で誇らしげにそう囁いた。

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BANFF SPRINGS GOLF COURSE 27H 9,894Y P108
RUNDLE 9H 3,174Y P36 / SULPHUR 9H 3,452Y P36 / TUNNEL 9H 3,268Y P36
1927年開場18H設計 STANLEY TOMPSON
1989年9H増設 設計 BILL ROBINSON
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注)ELK:ヘラジカ 北欧・シベリア・北米産シカ類では最大級

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