英イングランド、コロナ死者数ゼロに ワクチン接種戦略で成功

英イングランドで5月10日、昨年7月以降初めて、新型コロナウイルス感染による死者の報告件数がゼロとなった。
英国公衆衛生庁(PHE)が新型コロナウイルスに関連して公開しているデータによると、イングランドで死亡が報告されたコロナ感染者(過去28日以内に感染を確認)は同日午後の時点で11万2245人となっており、前日から更新されていない(日本時間11日正午の時点でも同様)。 また、スコットランドと北アイルランドでも同日、感染者の死亡は報告されていなかった。長期にわたって実施してきたロックダウン(都市封鎖)措置の段階的な解除を進める同国にとって、10日はひとつの前向きな節目になったといえる。 ただ、ウェールズでは10日、新たに死者4人が報告された。パンデミック発生以降の英国全体でのコロナ感染による死者数は、累計12万7609人となっている。
ハグも「許可」 ボリス・ジョンソン英首相は10日、イングランドのロックダウン緩和措置についての新たな方針を発表した。流行は続いているものの、感染が急激に拡大している状況にはないと判断し、警戒レベルを4から3に引き下げる。
新たな警戒態勢の下、イングランドでは17日から、友人や家族と屋内で集まることが可能になり、「ハグをすることも許可」されるようになる。一緒にパブやレストランの店内で飲食できるようになるほか、映画館や美術館、劇場の営業が再開される。
今年1月のピーク時には1日の新規感染者数がおよそ7万人に達していた英国だが、その数は4月中旬以降、2000人を下回る日も出てきていた。
ワクチン接種戦略において最大の成功を収めた国の一つとされる英国では、すでに居住者の4分の1以上が2回の接種を完了しており、半数以上が1回目の接種を終えている。

21.5.11
出典;Forbes JAPAN

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