アジアのゴルフ王国(タイランド編) Part1

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旅行業界10年。ゴルフツアーに特化して約7年。振りかえればさまざまな国のさまざまなゴルフ場を見てきた。しかもここ1~2年は東南アジアを扱う事が非常に多く、マレーシアやシンガポール、中国、台湾等・・・添乗や視察で訪問してきた。が、しかし何故かおじさま達の楽園(?)“タイランド”には縁がなく今回5/27~6/1 タイ政府観光庁主催「第5回タイランド ゴルフマート2002」が僕のタイ初上陸となった。

DAY1. 5月27日(月)

成田よりタイ国際航空直行便で約6時間(月曜日のフライトにもかかわらず機内は相変わらず満席!)、バンコク・ドンムアン国際空港に着陸寸前、窓側に座っていた僕の視界に、黄色のフラッグが目に入った。なんと滑走路の直ぐ横に、ゴルフ場が・・。あまりの近さにびっくり!これが僕のタイゴルフ場初対面だった。(コース名:不明)。一行バスに乗り込み一路ホテルへ。やはり市内の渋滞がすごいかと思いきや、約40分で到着。聞くと5/27はタイの祭日との事。平日のしかも朝夕方のラッシュアワーはひどい渋滞になるらしく、ガイドさんに空港~ホテル間どれくらいかかるのか質問すると、流暢な日本語で「2ジカンカカルコトモアリマ~ス。」

本日の夕食は市内の海鮮レストラン“LONG LIVE THE KING”。 電飾ピカピカの入り口を入るとダイエーの食品売り場程のスペースに所狭しと魚介類が並べられており、ウェイトレスらしき黒服の女性を引き連れ、アレ、コレ、と指差し注文、買い物籠に入れてレジにて精算。後は入り口付近にあるキッチンスタジアムにて調理はお任せ。SHINHAビール(タイビール)と新鮮なシーフードをたらふく食べて、お一人様3,000円程度と安い!

DAY2. 5月28日(火)

4:30amモーニングコール(ホテルの手違いで4:00に鳴る) 市内より南東に車で約50分。93年開場の“ホワイトシャーク・G.ノーマン”設計のTHANA CITY GOLF & COUNTRY CLUB(18H 6,905Y P72)に到着。高層の高級コンドミニアムがゴルフ場を囲むように立ち並び、白をベースにしたコロニアル調のクラブハウスの隣にはコンベンション施設や巨大なプール、理容室、ラウンド後の足裏マッサージ室など、“シティ”をコンセプトとして開発されている。

7:00amショットガンスタートによる250名(1ホールあたりファイブサム×3組)がいっせいにティーショット! 超どフラットで池とクリークが毎ホールに絡む設計は、コースを知らない者にとって予期せぬハザードにハマりやすいが、フェアウェイは広々し、アンジュレーションもなく、またコース内のいたるところに真っ赤なブーゲンビリアが咲き乱れており、肩の力を抜いて気楽にラウンドを楽しみたいコースである。メモリアルホールは3番ホールPAR5 遠くに霞むコンドミニアム目掛けて豪快にティーショット。2オンは無理として3打目の池越ショットは間近かに迫ったコンドミニアムの7階付近めがけて、スピンを利かせたショットが必要だ。

タイの5月は暑期(気温35度) 所要時間6時間30分の過酷な死闘がおわり、一切の賞典(優勝 南アフリカ グロス77)にも絡まず残念ではあるが、コンディション上々のタイゴルフを満喫し、明日からのホアヒンラウンドの期待が膨らんだ。

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