17歳・梶谷翼が涙の「オーガスタ女子アマ」優勝 プレーオフ制し日本勢初の快挙

◇女子アマチュア◇オーガスタナショナル女子アマチュア 最終日(3日)◇オーガスタナショナルGC(ジョージア州)◇6365yd(パー72)

男子メジャー「マスターズ」が開催されるオーガスタナショナルGCでの最終ラウンドが行われ、岡山県出身の17歳・梶谷翼(兵庫・滝川第二高)がエミリア・ミリアッチョ(米国)とのプレーオフを制して優勝した。日本人の大会制覇は初めて。
優勝により、今年の「全米女子オープン」や「AIG女子オープン」(全英女子)へのアマチュアとしての出場資格を獲得した。
「すごく緊張していたけど、最後まで何があっても楽しむと決めて、それが良い結果となってメッチャうれしいです。(タイトルの意味を言葉では)表せないです」と歓喜の涙を流しながら中継局のインタビューに答えた。
2打差5位から出た梶谷は3バーディ、1ボギー1ダブルボギーの「72」で回り、通算1オーバー。単独首位で迎えた後半17番でダブルボギーをたたいたが、最終18番ではグリーン手前から、あと少しでチップインバーディというショットを披露。「70」をマークしてプレーを終えていたミリアッチョとのプレーオフに持ち込んだ。
18番を使用するプレーオフ1ホール目、フェアウェイからの第2打をバンカーのさらに右へミスしたミリアッチョに対し、梶谷は2オンに成功。ミリアッチョがアプローチをバンカーに落とすと、下りのファーストパットをしっかり寄せて2パットで勝ち切った。
日本勢では10位から出た上野菜々子がバーディなしの6ボギー「78」とし、通算9オーバー19位で大会を終えた。
2019年の第1回大会では、笹生優花と安田祐香が3位に入った。

21.4.5
出典:ゴルフダイジェスト・オンライン

投稿日:   作成者: js