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1枚目:NO.12 GOLDEN BELL PAR3グリーン右側が13番ティ-、林の奥へ25Yバックするという。
2枚目:NO.13 AZALEA PAR5セカンドショット付近、300Yのドローなしではレイアップ必至だ。
3枚目:NO.16 RED BUD PAR3昨年のミケルソンは最終日このホールの3パットで万事休す。
4枚目:NO.18 HOLLY PAR4 オーガスタ唯一の右ドッグレッグホール、上りの465Yとなる。
ALL Photos by T.SHIMAZU

ことしの話題は何と言っても大胆なコース改造だ。
`97年にレコードの18アンダー(270ストロークス)、そして昨年も16アンダーと強烈な先制パンチでスコアを叩き出すタイガー対オーガスタナショナルコミティーとの威信をかけた戦いは熾烈を極める。

昨年8月に発表されたオーガスタナショナルGCチェアマン HOOTIE JOHNSONの改造計画によると、ボビー・ジョーンズの哲学を受け継いで時代に合った最高のゲーム環境を追い求めるため、4つのPAR4ホールと5つのPAR5ホール計9ホールを10~60ヤードもティーを後方に移動して、6,985ヤードの全長をなんと7,270ヤードにするというものであった。

パッティンググリーンを東へ30ヤード移動させて、1番ティーを25ヤード、10番ティーを10ヤードバックさせ、11番ホール(WHITE DOGWOOD PAR5)は林を更に切り拓いて35ヤードも後方に洞穴の様な小さなティーインググランドを造るという。これでクラブハウス前の広場は4ホールのティーとグリーンが入り乱れて一段と混雑することになるのだろう。

なかでも13・18番ホールの改造はゲーム展開を大きく左右することになる。隣接のオーガスタCCの土地を購入してまでこだわった13番ホール(AZALEA PAR5)は、12番(GOLDEN BELL PAR3)グリーンのすぐ隣にあったティーを林の奥へ切り拓いて25ヤードバック。落下地点前方の林間で見守るギャラリーから緊張のティーショットは、双眼鏡を使ってももう見えないかもしれない。

昨年、タイガーや伊沢利光がスプーンのドローで、ミケルソンがハイフェードで260~270ヤード付近から大きく左ドックレッグさせていたアーメンコーナーの美しき誘惑のホールは510ヤードのPAR5となって、300ヤードの正確なドローボールなしではレイアップを余儀なくされることになる。

タイガーといえどもセカンドはこれまでの8番から、5~6番の選択になるであろうか。予選カットラインや最終日の追い上げの大事な中盤で、つま先上がりの斜面から打ち出すリスク覚悟のドローのセカンドが、グリーン右奥から手前に流れる悲情なクリークに吸い込まれていくシーンが増して、よりスリリングなホールとなることは確実だ。

でもこのホール改造はむしろパワーヒッターに絶対有利。アーティスティックなパーシモンの使い手であったというボビーとマッケンジーのゴルフ美学、そしてオーガスタコミティーの困惑は果てしなく続く…。

18番ホール(HOLLY PAR4)の60ヤード延長も凄い。高いジョージアパインの回廊を抜いて左バンカーを越えるには、何と急勾配の320ヤードを要することとなる。しかもその左には四本の樹木が植えられるというから、これでもはやフックは絶対に打てない。アーメンコーナーから16番まで左に回してきたスイングの流れが、プレッシャーのかかった最終ホールで昨年の伊沢のように右サイドに安全に置けるかどうか?
18番グリーンも2段の受けをなくして、逆バンクを付けて奥にこぼれ易くするという。イージーバーディーはこれで皆無。メジャーらしくせめぎ合う展開の最終日となったら、試合の決着はやはり昨年タイガーとミケルソンが試合後のインタビューでしみじみ語っていた通り16番ホール(RED BUD 170Y PAR3)か?最終日恒例の左奥のピンプレイスメントに対して、右から左へ大きく傾斜する高速グリーンに対応する球種(!)の勝負だ。

もしあなたがことし運良く決勝ラウンド観戦の機会を得られるとしたら、最終日は16番右サイドのギャラリースタンド上段に朝から待機してはいかがか。

投稿日:   作成者: admin   カテゴリー: スタッフブログ

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